





2013/6/17 クラブ情報
南砺RC創立45周年を迎えて
1968年に38名のメンバーで発足した南砺ロータリークラブはこのほど創立45周年を迎え、今では会員55名、うち創立会員2名が在籍しています。創立以来の新世代奉仕の方針にもとづき提唱したインターアクト、ローターアクトが息の長い活動を続けて、地域社会に有為な人材を送り出してきたことは当クラブの誇りです。またクラブ内には経済金融、写真、野球、ゴルフ、民謡、旅行の同好会があり会員の親睦に役立っています。さる5月25日記念式典を開催し中尾ガバナーはじめご来賓からお祝いや励ましのお言葉をいただき、「50年に向って続けよう、変えよう、楽しもうロータリー」(45周年テーマ)と決意を新たにいたしました。
当クラブの地域は自然豊かな里山に囲まれています。富山県のレッドデータブックに絶滅危惧種として登録された秋の花リンドウの回復をめざしてこの10年間バイオでふやした苗を、会員総出で自生地附近に植え続けてきました。今回の創立45周年記念事業として、この「リンドウプロジェクト」に加えてこれも絶滅危惧種であり地元でも年年減少しているオミナエシをとりあげ、小矢部園芸高等学校生徒の協力で自生種の種子から用意した苗を5月7日に会員と地元ナチュラリストが協力して、立野原桜ヶ池の自生地周辺に植え込みました。秋にはリンドウの青い釣鐘型の花と、「秋の七草」とたたえられたオミナエシの鮮黄色のカラカサ形の花が咲き交る風景がみられることでしょう。これらの自生地復活プロジェクトは今後も地道に続け、ささやかでも里山の自然環境整備の啓蒙に貢献して行きたいと考えます。
南砺RC 会長 中田 修